事業再構築補助金の活用方法は?

 

事業再構築補助金の活用イメージ集が公表されたね!

 

そうだね。 

公募要領など詳細が次々と発表されていく中で、事業再構築補助金の詳細はわかっても公募要領だけでは活用するイメージがピンとこなかった人も多いんじゃないかな。 

今回活用イメージ集が公表されたことで、事業再構築補助金ってどんな事業者に当てはまるのか、どんなことをするのか、グッとイメージが湧きやすくなったんだよね。 

そこで今回は、事業再構築補助金に当てはまる新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編のそれぞれの定義や活用事例を説明していこう!

 

1.事業再構築補助金とは

 

改めて、事業再構築補助金とは、コロナ時代の今、変化する経済社会に対応するための事業再構築を支援してもらえる補助金だよ 

コロナウイルスの影響を受けた中小企業などが、事業再構築を試みるべく、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編などに挑戦する場合、その事業にかかった経費を補助してもらえるんだ。

 

なるほど

 

事業再構築とは、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換または事業再編の5つのことを指すんだ 

事業再構築補助金に申請するためには、これら5つのいずれかに該当する事業計画を策定する必要があるんだ!

2.新分野展開の活用イメージ

 

新分野展開とは、主な業種や事業を変更することなく、新たな製品などを製造し、新たな市場に進出することをいうよ。 

以下のようなことが、新分野展開に当てはまる事例として発表されているよ。

新分野展開の活用イメージ 

【製造業 】 

・コロナの影響で売上が減少したドライブレコーダーなどの車載製品を製造している企業 

→新たに需要の拡大が見込まれる医療用ライトなどの医療分野向け製品の製造を開始。 

・コロナにより需要減少した航空機部品を専門に製造していた製造業者 

→新たに需要が見込まれる半導体関連部品の製造に着手 

【建設業】 

コロナにより業界全体が業績不振となった宿泊施設や観光施設などの事業施設向けの建設業者 

→新たに需要が増しているアクリル板などのプラスチック加工製品の製造に着手 

【宿泊業】 

コロナの影響により収入が減少した宿泊施設を営んでいる事業者 

→コロナ渦でのキャンプ需要を受けて、新たにオートキャンプ場施設の経営を開始 

3.事業転換の活用イメージ

 

事業転換とは、新たな製品などを製造することにより、主な業種を変更せずに、主な事業を変更することをいうよ。 

以下のようなことが事業転換に当てはまる事例として発表されているよ。

 

事業転換の活用イメージ 

【製造業】 

・コロナの影響を受けて業績不振となっている航空機分野の部品を製造する事業者 

→これまで培った精密加工技術を用いて、新たに医療用機器の製造を開始 

・コロナの影響により自動車部品の需要が減少した金属加工業を展開する事業者 

→これまでの金属加工技術を応用し、新規事業として産業用ロボットの製造を開始 

【運輸業】 

・インバウンド需要の低下により収入が減少した観光バス事業を展開する事業者 

→新たに利用者が見込まれる高齢者施設向けの送迎サービスを開始 

【小売業】 

・コロナの影響により売上が減少した衣服品販売店を経営する事業者 

→すでに実施しているフィットネス関連事業との相乗効果を念頭に、新たに健康・美容関連商品の販売店を展開 

4.業種転換の活用イメージ

 

業種転換とは、新たな製品などを製造することにより、主な業種を変更することをいうよ! 

以下のようなことが業種転換に当てはまる事例として発表されている

業種転換の事例 

【賃貸業】 

コロナの影響により利用客が減少した農業機械のリース事業を営む賃貸業 

→農業に限らず多くの分野で利用が期待されているドローンの操作を学ぶための通信教育ビジネスを新たに運用 

【サービス業】 

コロナの影響を受けて業績不振となったビル管理・施設管理業者 

→オフィスなどの施設で需要増が見込まれる空気清浄機の製造販売に新たに着手 

【運輸業 】 

コロナの影響による食材などの需要の減退で輸送量が減少しているトラック輸送業者 

→これまでの事業で生産者とつながりがあった食料を用いたメニューを共同で開発し、飲食店を開業 

【宿泊業】 

コロナの影響により出張や旅行の機会が減少したことで利用客が減少した宿泊業者 

→在宅勤務者などをターゲットとして、旅館の客室の大半をコワーキングスペースに改修し、新たに運営を行う 

 

5.業態転換の活用イメージ

 

業態転換は、今まで行っていた商品やサービスそのものは変えずに、製品などの製造方法の変更や、商品やサービスの提供方法を変更することをいうんだ! 

以下のようなことが業態転換に当てはまる事例として発表されているよ

業態転換の事例 

【小売業】 

・コロナの影響で実店舗での売上が減少したアパレルショップを経営する事業者 

→ECサイトや注文管理システムの構築、店舗販売からの誘導などによりネット販売を新たに開始 

【飲食業】 

・コロナの影響により来客数が大幅に減少しているレストラン経営の飲食業者 

→店舗の一部を縮小し、非対面式の注文システムを活用したテイクアウト販売を新たに開始 

6.事業再編の活用

 

事業再編とは、「合併」「会社分割」「株式交換」「株式移転」または「事業譲渡」など組織再編行為を行い、新たな事業形態のもとに、新分野展開、事業転換、業種転換または業態転換のいずれかを行うことをいうよ。 

以下のようなことが事業再編に当てはまる事例として発表されているよ!

事業再編の事例 

【新分野展開】 

コロナの影響で売上が低迷した弁当屋 

→吸収分割を行い、新たに病院向けの給食などの施設給食業に着手 

【事業転換】 

コロナの影響で需要が低迷しているパルプ装置・製紙機械を製造している事業者 

→新設合併を行い、新たにマスクなどの衛生製品の製造業を開始 

【業種転換】 

コロナの影響で地域催事などの中止が相次ぎ業績が悪化した食料品製造会社 

→食料品製造事業を他者に譲渡し、新たに化粧品販売事業を開始 

【業態転換】 

コロナ渦で演劇公演などの観客数が大幅に減少した芸能プロダクション会社 

→株式交換を行い、新たにオンライン演劇部門を構築 

 

 

7.まとめ

 

どんどん社会が変化していく今、ウィズコロナ時代に対応した事業を経営していく必要がある。公表された活用イメージ集だけでも、様々な活用方法があるのがわかるから、この令和3年で、事業再構築を図りたい事業主には必見の補助金だよね。

Share:

Share on facebook
Share on twitter
Share on linkedin

More Posts

事業再構築補助金の申請は代行可能?

もうすぐ事業再構築補助金の申請が始まるね。うん。申請方法や、内容がなんだか難しそうだね。

「時間も自信もないし、できたら申請書の作成は代行をお願いしたい…。」と考えている人は少なくなさそうだよね。 でも、そもそも事業再構築補助金の申請は他社に代行をお願いすることは可能なの?

事業再構築補助金の支払はいつ?

ねえねえ、事業再構築補助金を申請した場合、補助金を受け取れるのはいつになるの?
事業再構築補助金の支払いは、補助事業の期間を経て、事業者による支出を確認した後に支払われる予定だよ!